
正負の数:11.分配法則の逆
前の記事で勉強した「分配法則」をちょっとおさらいです。
{1+(−2)}×3=−1×3=−3
()の中が足し算(または引き算)、()の外が掛け算(又はわり算)のとき、()内の数字にそれぞれ()の外の数字をかけて、その後足すことで計算ができました。
役立たない勉強なんてない。基本を大事にする家庭教師です。
前の記事で勉強した「分配法則」をちょっとおさらいです。
{1+(−2)}×3=−1×3=−3
()の中が足し算(または引き算)、()の外が掛け算(又はわり算)のとき、()内の数字にそれぞれ()の外の数字をかけて、その後足すことで計算ができました。
今回は分配法則です。
{1+(−2)}×3=?
上の問題を普通に解くと
{1+(−2)}×3=−1×3=−3
となりますね。()の計算や四則計算で学んだ通り、
というやりかたで計算します。
四則計算は数学においての決まり事で一番大事なことです。
加法(+)減法(ー)乗法(✕)除法(÷)が混じった計算を「四則計算」といいます。
例題1: 4+6÷3ー2✕3=?
四則計算には絶対的なルールがあります。その計算式を見たときに誰でもが同じ答えを出せるようにするためのルールです。なのでこの四則計算のルールは絶対に覚えましょう!
さて、次は正負の数の乗法です。
普通の掛け算は小学生で習いましたね。基本は九九ですよー。
さて、中学生の乗法はこんな問題が出てきます。
例1)(+1)✕(+2)=?
例2)(+1)✕(ー2)=?
例3)(ー1)✕(+2)=?
例4)(ー1)✕(ー2)=?
加法と減法。中学生で初めて出てくる言葉ですね。
足し算と引き算は知っていますね。加法と減法はそれぞれ足し算と引き算です。
でも中学校からの加法と減法では厄介な記号がついてきます。
それは、括弧( )。じゃあ括弧の使い方について少し考えてみよう。
自然数を学ぶ前に、整数を理解している必要があります。
整数とは、「0」及び、「0」に「1」を「複数回」足したり、「0」から「1」を「複数回」引いたりすることで作ることができる数です。
例1)0に1を11回足した数は「11」・・・整数
例2)0から1を9回引いた数は「ー9」・・・整数
整数に「少数」「分数」は含まれません。
と、なんとなく難しく書きましたが。
つまり整数とは「分数、少数以外の数字」です。
整数: ・・・−3,−2,−1,0,1,2,3,・・・
自然数とは
整数のうち、「マイナスの数」と「0」を除いた数字。
1,2,3,4,5,6,・・・・
となります。
上で「整数ってなんだ?」「自然数とは」で2つの言葉を説明しましたが。
整数はもっと違う説明もできます。
例)整数とは、0及び自然数とその自然数のマイナスの数を含めたものです。
ここで重要なのは、「数学で重要なのは国語力である!」ということです。
このことはまた今度書きますね。
では、理解できましたか?