
1次方程式:1.等式と不等式
「文字式」で学んだ「わからない数」を使って作る式。
はて、この式って何のために作ったんだろうか?
じゃ、まずは実践で考えてみようかな。
安いりんごが買いたい!
買い物をするならできるだけ安く買いたいですよね。(もちろん、安ければ良いわけではないですが。)
産地も大きさも鮮度も同じりんごがあったとしましょう。源三郎くんはなるべく安くりんごを買いたいと思っています。
例1)
上の問題だと、全部りんごが5個だから当然「店3」のりんごが一番やすいですよね?
では。
例2)
上の問題だと、「店1」のりんごが一番安い(80円/個)ですね!
りんごがいくつ買えるか知りたい!
例3
以前もここの問題で使いました、最高級りんごの問題です。
さて、りんごをx個買うとき、
- りんごx個の値段
- 箱の購入値段
の2つを足したものが全部の値段ですね。だからその購入金額の式は
源三郎くんが支払う金額 30,000+35,000x
お小遣いが1,500,000円です。だからりんごをx個買うとすると
りんごと箱の購入金額 30,000+35,000x円が1,500,000円より小さかったら良いですね!
30,000+35000x<1,500,000(円)
と言う式が成り立ちます。これを計算すると、りんごは42個買うことができます。
等号と不等号
さて、ここまできて今更ですが「等号と不等号」です。おさらいですね。
等号とは?・・・式の右辺と左辺の値が同じ時に右辺と左辺をつなぐ記号
不等号とは?・・・式の右辺と左辺が同じではない時、大小関係を表す記号
です。上の説明が、実は当たり前だけどとても重要です。
ということで次は方程式に行きましょう!