
正負の数:6.乗法
さて、次は正負の数の乗法です。
普通の掛け算は小学生で習いましたね。基本は九九ですよー。
中学校の乗法(掛け算)
さて、中学生の乗法はこんな問題が出てきます。
例1)(+1)✕(+2)=?
例2)(+1)✕(ー2)=?
例3)(ー1)✕(+2)=?
例4)(ー1)✕(ー2)=?
掛け算も「プラスは進行方向、マイナスは方向転換!」
加法・減法で学んだ「加法は増える方向(右)に、減法は増える方向と逆に!」と考えは一緒。
プラスがてきたら進行方向へ、マイナスが出てきたら方向転換。
例1)(+1)✕(+2)=?
→プラスとプラスだから進行方向は変わらず
だから (+1)✕(+2)=+2例2)(+1)✕(ー2)=?
→プラスとマイナスだから1回方向転換
だから (+1)✕(ー2)=ー2例3)(ー1)✕(+2)=?
→マイナスとプラスだから1回方向転換
だから (+1)✕(ー2)=ー2例4)(ー1)✕(ー2)=?
→マイナスとマイナスだから2回方向転換
だから (+1)✕(ー2)=+2
じゃ、最後の問題
例5)(−1)✕(+1)✕(−1)✕(−1)=?
→マイナスとプラスとマイナスとマイナスだから3回方向転換
だから (−1)✕(+1)✕(−1)✕(−1)=−1
要点:マイナスが出てきたら、その数だけ方向移転感!
わかったかな?