
正負の数:11.分配法則の逆
前の記事で勉強した「分配法則」をちょっとおさらいです。
{1+(−2)}×3=−1×3=−3
()の中が足し算(または引き算)、()の外が掛け算(又はわり算)のとき、()内の数字にそれぞれ()の外の数字をかけて、その後足すことで計算ができました。
分配法則の逆
分配法則の「=」に注目してみてください。=の右辺と左辺が等しいですね。
ということは
が成り立ちます。これが分配法則の逆です。
何の役に立つの?
例)6×3+4×3=?
上の問題を解くと
6×3+4×3=18+12=30ですが。
分配法則の逆を使うと
6×3+4×3=(6+4)×3=10×3=30
という風に、簡単に解けることがあります。
これらをうまく使って計算してみましょう!