
文字式:3.文字式で表す数量
積や商、累乗の表し方を使って、文字式でいろいろな数量を表すことができます。
って書かれても、いまいちピンときませんよね。私もよくわかりません。
ってことで実践で考えるのが一番!
「りんごの数」と「はこの数」と「箱の中のりんごの数」
上の図を文字式で表します。
りんごの総数をa、りんごの箱あたりの数をb、箱の数をcとすると
a=b×c
が成り立ちます。
りんごの総数がわからない時、
a=5(一箱あたりのりんごの数)×6(箱の数)
となりますね。
つぎに箱の数がわからない時、
30=5×b ⇨ b=30÷5
となりますね
最後にりんごの箱あたりの数がわからない時
30=c×6 ⇨ c=30÷6
となりますね。
速さってなんだ?
速さと道のりと時間も、上のりんごの例と同様な関係性があります。
例)速さと道のりと時間の関係
- (速さ)=(道のり)÷(時間)
- (道のり)=(速さ)×(時間)
- (時間)=(道のり)÷(速さ)
速さと言うのは1時間(単位について時間と言います。)に進む距離のことですね。
道のりは、一定の速さ(単位時間あたりに進む距離)でどれくらいの時間走ったかでわかりますね。
日常生活にあふれている、単位あたりの文字式
他にも、お肉屋さんやスーパー「◯◯円/100グラム」というのを見たことがあると思います。これは
このお肉は100グラムで◯◯円です。
って意味ですね。お買い物している人たちがスーパーでお肉を見ているのは、もちろんお肉が新鮮?などを見ていますが、この表示をよく見ているんですね!
身の回りの文字式をどんどん見つけていくことが、文字式の理解の一番の近道です。
わかりましたか?